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呼吸のもつ力

おはようございます、サマーシュです。

マインドフルネスでは、

呼吸に意識を集中する

を基本としています。

そこで呼吸の秘められた力についてお話したいと思います。

『ゾウの時間、ネズミの時間』(本川達雄著)によると、一回呼吸する間に「ドキン、ドキン、ドキン、ドキン」と心臓が4回打っているんだそうです。そして哺乳類の一生の心拍数は約20億回と考えられており、どんな動物も一生涯に約5億回の呼吸をしているそうです。

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生涯の心拍数、呼吸回数は同じなのに動物によって寿命には大きな差がありますよね。

それはつまり、一回の呼吸の時間間隔によって変わるのです。

単純に考えると、

小さな生物は鼓動が早く寿命も短い。
大きな生物はゆったりした呼吸と心拍で寿命が長い。

人も呼吸が浅いと、全身や脳に酸素が十分に行きわたらず、精神が不安定になったり、自律神経が不安定になるといった悪循環に陥ります。

私たちの生命をつかさどる自律神経

自律神経とは、呼吸、血行、消化・吸収など、自分で意識しなくても体が勝手に生命を維持するために働くシステムのことです。

ですが、唯一自分でコントロールもできる自律神経が「呼吸」です。

深い呼吸をすると、全身の細胞に酸素が十分に運ばれ、「副交感神経」が優位になり、リラックスできます。

精神や気持ちを落ち着かせたい時、リラックスしたい時に無意識に深呼吸するのも理にかなっています。

常日頃から深い呼吸ができるよう、肺をしっかり広げ、肋骨を動かすよう意識してみましょう。

その習慣があなたを健康に、長寿に導いてくれます。