ファスティング・減食が進んだ未来
厚生労働省のデータによると、1年間に約612万トン(2017年度推計値)もの食料が捨てられており、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。
日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になります。
さらに、日本は食料の約60%を輸入しています。
輸入してまで手に入れた食料をたくさん廃棄している現状。
おかしいと思います。
日本でもしファスティング・減食が一般的になり、1日2食、1日1食で済むようになると食糧の供給が減ります。
輸入にここまで頼らなくとも、国内の自給率が上がるのではないでしょうか?
輸入食材の方が安いからつい買ってしまう。
そんな人々も、1日3食食べなくなると食費が減り、1食にかける食材も今までよりも少し高い食材を選べます。
国内の少し高い食材でも家計が回るようになる。
生産者も誇りをもって安全安心で美味しい食材を作ることが出来、農業や畜産業、漁業を続ける事が出来る。
メリットばかりだと思いませんか?
未来の地球を想像してください
今から50年後、2071年の世界を想像してみましょう。
このまま地球温暖化が続けば、50年後にはボルドーワインやサーモンは食べることが出来なくなってしまうと言われています。
海水温度が上がり魚は生息できなくなり、気温は上がりブドウも育たなくなってしまいます。
50年後の人たちに
「あなたたちのせいでこんなに食糧が減ってしまった。
森もなくなってしまった。
この時代に生きていた人類は何やってたんだ!」
とぶん殴られるレベルです。
ファスティングによって生産者を守り、ゴミも減りCo2も減り、人々は健康になり医療費も減る。
今生きている私たちが未来に何を遺せるのか。何をバトンしていけるか。
もっと住みやすい地球にするにはどうすればいいのか。
未来を想像しましょう。
そして生きていた証を遺したいですよね。